アクアパッツァのバリエーションを増やして季節の魚を楽しもう!
クックバル築地では旬の鮮魚をつかった魚料理を作っていますが、その中でもやっぱり一番魚の旨みをダイレクトに味わえるものとして、アクアパッツァをよく取り上げてきました!
近年は稀にみる「赤身肉」ブームで、イタリアンも「肉イタリアン」なんかが頻繁にとりあげられていますが、やっぱりお魚料理も注目してみるとすごく奥が深いんですね。今回はこれまでクックバル築地で作ってきた料理/レシピをみていきながらアクアパッツァに親しんでいきましょう!
- 「怒れる水」ことアクアパッツァっとは?
- 「アクアパッツァ」のバリエーション
- マゾイのアクアパッツァア
- アオハタのアクアパッツァ
- メバルのアクアパッツァ
- その日の鮮魚、アクアパッツァ盛り合わせ
- 「アクアパッツァ」アレンジ
「怒れる水」ことアクアパッツァっとは?
アクアパッツァ(伊: acqua pazza) 、ペシェ・アッラックア・パッツァ(伊: pesce all'acqua pazza、「魚のアックア・パッツァ風」)は、魚介類をトマトとオリーブ・オイルなどとともに煮込んだカンパニア州の料理である
wikipedia: アクアパッツァ
「アクアパッツァ」のバリエーション
アクアパッツァの一般的なレシピでは、カサゴなどの魚介、アサリ、ドライトマト、ケッパーなんかを使うのが一般的ですよね!
私も以前はアサリやらケッパーやらを入れるレシピで作っていたのですが、徳永さんの魚を使うようになってその考え方がまったく変わりました!
本当に魚が美味しいと、他の食材を足すことが「雑味」に感じるようになりましたね。魚、にんにく、トマト、ハーブ。
この食材しか使わないのですが、色々たすレシピに比べて、シンプルに魚の旨味が楽しめますね!
|材料|分量| |:-|:-| |鮮魚|一尾| |ニンニク|1かけ| |トマト缶|50g| |好みのハーブ|適量| |塩コショウ|適量| |オリーブ油|適量| |水|1カップ|
- 鮮魚は内臓とエラを取り二つに切り、身に切り込みを入れ、多めの塩コショウをしておく
- 魚のお腹にハーブを詰める
- フライパンにオリーブ油を敷いたら強火で煙りが出るまで加熱する
- 強火のまま鮮魚の両面に焼き目をつける
- ニンニク、トマト缶を加え、水1カップをフライパンの淵から流し入れる
- 蓋をし、中火に落とし7分
- 途中水分が完全に無くならないよう注意し、必要ならほんのわずかに足す
- 皿に盛りフライパンに残ったソースを回しかけ完成
簡単ですね!
普段料理をしないような男性でも、ちょっと近所の魚屋で魚をまるまる一匹買ってきて、簡単なサラダと、このアクアパッツァと、残ったスープに茹でたパスタを絡めた〆料理だけで、充分コース仕立ての料理を楽しむことができますね!
それでは実際のアクアパッツァの調理例を見ていきましょう!
マゾイのアクアパッツァア
ではまずマゾイのアクアパッツァ。
アオハタのアクアパッツァ
メバルのアクアパッツァ
その日の鮮魚、アクアパッツァ盛り合わせ
「アクアパッツァ」アレンジ